恋に落ちる
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こんにちは。
自由自在な人生エバンジェリスト ムサシコジローです。
雨の音がします。 この音をどのくらい聴いたのだろう。 今の生だけではなく、 遠い遠い遥か大昔から聴きつづけている雨の音。 いくら聴いても飽きることはありません。 そして、同じ音は一度たりともないのです。 そんなことをこの音は気づかせてくれます。 それは雨の音だけではなく、 風の音もそうでしょう。 悠久の昔から聴きつづけているはずなのに、 いつも新鮮な音。 そんな瞬間を自然の“おはたらき”は気づかせて、 くれるのです。 つまり、すべては“今ここ”にしかない、 ということを。
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今回は、、、 【恋に落ちる】
というテーマです。 ↓ ↓
男と女が恋に落ちる。 それは自然なことだ。 しかし、とても神秘的なことだ。 そして、それはある次元を超越すれば神聖なものになる。 でも、なぜ恋に“落ちる”というのか。 何が落ちるのか、、、 何も落ちない。 落ちるのは、、、 ただ“頭”だけだ。 つまり、理性とか思考とかいうものが落ちるのだ。 そうなるとどうなるのだろう。 あなたは狂気の世界に入る。 あなたは気違いになる。 理性、思考が落ちるのだから、、、
恋は論理的に考えられるものではない。 理屈に合わないし、 損得勘定で割り切れるものではない。
しかし、恋には恋の論理がある。 それは優秀な科学者でも説明出来ない。 彼も恋に落ちたら、 理性、思考が落ちるのだから。 だから、もし、あなたが狂気になれなかったとしたら、 まだ、あなたは理性とか思考といったものの奴隷になっている。 そこがまだ落ちていない。 無機質な世界の住人のままだ。 恋とは有機だ。 恋とは生に直結するものだ。 それを恋は教えてくれる。 もし、あなたが気違いになれていないのなら、 理性的に恋を分析しているのなら、 あなたはまだ恋に“落ちて”はいない。 恋に落ちた時、 そして、その落ちたことに気づいた時、 気づいた自分に浸った時、 あなたは経験する。 その甘美の極致を。 “愛”というものを。 恋は“愛”への扉だ。 恋はすぐ消える。 快楽と同じだからだ。 一過性のものだからだ。 恋は自我(エゴ)を強く喚起させる炎ともなる。 恋は強力な麻薬ともなる。 だから、気をつけないと強力な苦痛を味わう。 失うことへの恐怖。 奪われることへの恐怖。 禁断症状という逃れられない苦痛を味わう。 しかし、恋は“愛”への扉ともなるのだ。
ブッダが言う慈悲(愛)、 イエスの説く愛。 その世界へ繫がる扉となるのだ。 そのために必要なことが、“落ちる”ことだ。 あなたは落ちなければならない。 あなたの理性、思考が落ちなければならない。 つまり、一度あなたは野生に戻る必要がある。 それを体験する必要がある。 野生に戻らない限り、 理性、思考は落とせないだろう。
そして、そこの戻った後、野生を超越する。 それができるのは人間だけだ。 愛は所有からは絶対生まれない。 愛は依存からは絶対生まれない。 愛は理屈からは絶対生まれない。 愛は無垢にならない限り絶対生まれない。
愛は“あなた”が消えた時に生まれる。 “私”と言ってる“あなた”が消えた時に生まれる。 その時に、はじめてあふれ出す。 愛は、あなたのとても深いところに横たわっている“純性”だ。 その“純性”があふれてとまらなくなる。 あなたは自らのうちに在る“愛”に抱擁される。 あなたはとんでもない“至福”に包まれる。 そして、あなたはすべてを愛するようになる。 抱擁するようになる。 そのあふれでる愛を、至福を、分ち合うようになる。 あなたはもちろんのこと、 あなたのまわりも愛に抱擁されることになるのだ。 恋はそのために在る。 そして、そのための扉なのだ。 あなたはすべてを捨てて、 「恋に落ちる」 ことを味わってみたらいい。 あなたの積み重ねた知識、 肩書き、キャリア、プライド、 見栄、財産、名声、、、そしてあなた。 あなたが所有していると思っているものを、 すべて捨ててみたらいい。 そして落ちるのだ。 どんどん落ちるのだ、 あなたの深い深いところに落ちるのだ。
そこにあなたの“純性”が静かに微笑みながら、 横たわっている。 その中に埋没するのだ。
恋はそこへ導いてくれる、 ひとつの道。
だから“恋”という私たち人間だけに備わった特権を、 恐れず純粋に神聖なものとして使ったらいい。
そして、しっかり味わったらいい。