朝は夜、夜は朝
こんにちは。
自由自在な人生エバンジェリスト ムサシコジローです。
視点を鼻先に集中し、 心が静かに深く定まると、 甘い花の香りがしてくる、、、 実は花の香りは、 あなたの中にあるのです。 花にあるのではありません。 これは心の集中のための修習であり、 真実への気づきのための方便です。
興味があれば試しにやってみてください。 少し異次元にシフトするかもしれません。
では、Biブログ贈ります。 ********************************************
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今回は、、、
「朝は夜、夜は朝」 というテーマで書いてみます。 朝が始まると、 同時に夜が始まる。 夜が始まると、 同時に朝が始まる。 春が動き出すと、 同時に冬が支度を始める。
冬が動き出すと、 同時に春が支度を始める。 それが自然の在り方。 自然は常に同時に変わり続け、 同時に存在し続ける。 心も同じ。 なぜなら心も“自然”だからだ。 もし、あなたが今この瞬間、“苦しい”なら 同時に“楽しい”も動き出している。
また、あなたが今この瞬間“楽しい”なら、 同時に“苦しみ”も動き出している。 それが、自然の流れ。 しかし、もし、苦しみの流れを、 それが悪だとして塞き止めようとしたら、 その流れは自然ではなくなる。 それは同時に、楽しみの流れも止めることになる。 そんなことを繰り返し続けたら、 楽しみの出番はどんどん遠のいてしまう。 実はこれも思考という心の働きのひとつ。 そもそも、、、 苦しみも楽しみも心の働きのなかの印象にすぎない。 だから、その界層の中にいる限り永久に“苦”が消えることはない。 実は、、、「陰陽測られざる存在・界層」がある。 その界層は苦も楽も超越した界層。 陰、陽という概念は東洋思想の典型的なもの。 しかし、ほとんどの人が勘違いしていることがある。 それは、陰と陽は対立していると考えること。 また、陰と陽は分離されていると考えること。 もし陰になったら陽を補えばいいと考えること。 実はそこに苦しみが生まれる。 陰が悪になったり、 陽が善になったりする。 また、悪が永久に続くと錯覚し憂い続け、 また、善が永久に続くことを期待し、執着し続ける。 それは煩悩(クレーシャ)だ。 苦しみを伴う心の原因。 だから、そこにまた“苦”が生まれる。 実はそれらは東洋的ではない。 西洋的と言える。 西洋的な思想は分離、分析が主となり、 その分離されたものだけを見ようとする。 そして分析した“傾向”を事実として判断しようとする。 そのようなことでは、トータル(全体)を観ることができない。 真実のほんの一片しか観ることができない。 真実、真理はトータルなものだ。
「無限の縁起」
という言葉がある。 これは釈迦仏陀の教えだ。 すべての物象、心象は「無限の縁起」によりなっているということ。 つまり、すべては無限の繋がり、 連鎖によって今ここに存在している。 分離、分断することはできない。
それがトータル(全体)ということだ。 「陰陽測られざる世界これ<神(シン)>なり」 この易教の言葉もまさにそのことを言っている。 つまり、陰・陽分離できない世界。 それが<神(シン)>つまり真理。 仏教ではそれを<空(くう)>と言う。
だから、真理の世界には、 苦も楽も春も冬も無い。 それを有ると言っているのは、 あなたの心なのだ。 苦しいと言ってるのは、 あなたの心。 楽しいと言っているのは、 あなたの心。
苦しいことが悪だと言っているのは、 あなたの心。
楽しいことを善だと言っているのは、 あなたの心。
春だと言っているのは、 あなたの心。
冬だと言っているのは、 あなたの心。 春は好きだと言っているのは あなたの心。
冬は嫌いだと言っているのは、 あなたの心。 ただそれだけなのです。 真理の世界である<神><空>の世界に、 それらは存在しない。 そして、それらを分断、分離、することはできない。 “無限の縁起”だから。 すべてはトータルな存在。
苦と楽は分断出来ない。 春と冬は分離できない。 それを分離しようとするのが、 あなたの心。 ほとんどの人がその“心”の界層にいる。 そして、その“心”を私だと信じ込んでいる。 しかし、それは違う。 “真のあなた”は心ではないからだ。
“真のあなた”は、、、 <神(シン)><空(くう)>といった意識界層の住人なのだ。 あなたがどう言おうと、 どう思おうとそれが真実だ。 ちなみにそんなことを言ったり、 思ったりしているのも“心”。 だから、苦や楽に振り回されることはない。 その界層の住人が“真のあなた”なのだから。 しかし、ほとんどの人がそれに気づいていない。 でも、“真のあなた”“真のわたし”はいつもそこに“在る”。 それは、どこかに行かなくても、 何かを手に入れなくても、 いま、この瞬間ここにある。 早くあなたはその界層に戻るべきだ。 ⇒こちら
では今回はこの辺で、、、
今日もこの瞬間を味わいましょう。