純粋な言葉の魔力
こんにちは。 自由自在な人生エバンジェリスト
ムサシコジローです。
私たちは、当たり前のように言葉を使っている。 でも、そもそも“言葉”はなんのためにあったのだろう。
言葉には不思議な魔力がある。
そして、その魔力を使える人たちがいる。 「初めにみ言葉があった。み言葉は神と共にあった。
み言葉は神であった。、、、」〜ヨハネ福音書
言葉は神。
イエスは数々の奇跡を起こした。
釈尊も同じだ。
聖なる言葉は不思議な魔力を持つ。
聖なる言葉は純粋な言葉だ。
偽りのない言葉だ。 偽りのない言葉は、
あなたの心が純粋な状態になった時にあふれる。
心が純粋な状態とは、 クレーシャ(煩悩)から解放された時にあらわれる。
だから聖なる言葉は、“清澄な響き”だ。
そんな言葉を発する人。
ということで、、、
今回は、、
「スピークパフォーマー」
というテーマで書いてみます。
私たちは言葉を使います。 当たり前のように言葉を使います。 ほとんどが無意識のうちに使われています。 そして、条件づけされた世界で使われています。 でも、知っておかなければならないのは、 言葉ですべてを表現できることは、 できないということです。 知ってる限りの言葉を並べ立て、 理路整然と説明したとしても、 すべてを完全に表現できるわけではないのです。 だから、言葉というものはとても難しいのです。 言葉は概念というものを生み出します。 概念は錯覚を呼び、誤解をまねきます。 概念とは言葉だけの知識のことです。 明確な対象はそこに存在しません。 企業が新しい企業イメージをつくるために、 ロゴを作ったり、CMを打ったり、 イメージソングを作ったり、 色を変えてみたり、します。 しかし、そこに明確な“企業イメージ”という対象は存在しないのです。 私たちの言語は、概念化というものに大きく依存しています。 「こうなる定めだったんだ、、」という言葉がでるのをよく聞きますが、 これは“運命”というあいまいな概念を表しているのです。 それは、単なる概念にすぎません。 運命という概念が示す、明確な対象はないのです。
また、、
「うまくいきますように、、」という言葉もよく聞きます。
これも言葉による概念化です。 “うまくいく”というものの明確な対象はありません。 こういった概念化というのは、 私たちが生きるうえで有用ではあります。 しかし、その概念化は真実を経験するものではありません。 だから、錯覚や誤解を招くことにつながるのです。
そもそも言葉はなんのためにあるのでしょう。 ほとんどの人が、
「伝えるため」
と答えると思います。 確かにそうです。 しかし、先ほど書きましたように、 言葉には概念化というものがつきまとうのです。 だから、すべてを明確に伝えることはできません。 ちなみに言葉って、どうやって出来上がったのでしょう。 世界には様々な言語があり、 その数は6000種類以上あると言われています。 しかし、その原点は同じはずです。 たとえば日本語は50音から成り立っています。 日本語は「一音語」という特殊なもので、 一音一音に多彩な意味を含んでいます。 「あ」といえば、 「あ」の持つ多彩な意味があります。 ちなみに、この一音は“心”の状態(エネルギー)を表しています。 心の“ある”エネルギー状態があって、 その状態が「あ」という言葉と一致しているのです。 それが言霊学からみた、日本語の原点です。 つまり、言葉は心のエネルギー状態を表すものだったのです。 「伝える」のが目的というより、 心のエネルギー状態を言葉と一致させるのが言葉の役割と言えるのです。 なぜなら、心のエネルギー状態と言葉が一致したときに、 本当の意味で相手に伝わるからです。 そして、その言葉は物事を成就させるのです。
もう一度「伝える」 ということを考えてみましょう。 伝えるという背景には、 相手に動いてもらいたい、というものがあるはずです。 相手を動かすことを考えてみると、 一番てっとり早いのが“力づく”です。 肉体という重いエネルギーを使えばいいのです。 相手を殴ればいい、けとばせばいい、 引きずっていけばいいわけです。 そしたら人は動きます。 次に手っとり早いのが“感情に訴える”というものです。 感情というエネルギーも重いです。 脅す、懇願する、泣きわめく、怒鳴る、、、など。
確かにこれでも人は動きます。 でも、これでは本当の意味で「伝える」ことができてません。 そして、そうやって相手を動かすと、 異常に疲れるのです。
「スピークパフォーマー」は、 そういったエネルギーを使うのではありません。 重いエネルギーを振りまくのではないのです。
本当に相手に動いて欲しいのなら、 本当に伝えたいのなら、 相手のハート(魂)にスッと入る必要があります。 そうなることで、相手は自ら動き出す。
それを“自発動”と呼んでいます。 自然な形で相手が動き出すのです。
肉体、感情といった重いエネルギーでは、 相手のハートに入っていくことはできません。 ハートにスッと入るためには、 軽いエネルギー(微細な粒子)にならなければならないのです。 そんな微細な粒子のエネルギーを発する存在となるのが、 ここで言う“スピークパフォーマー”なのです。 スピークパフォーマーは「伝える」のに、 力はいりません。 力むことはありません。 堅くなることはありません。 固まることもありません。 相手を強引に動かそうとはしません。 つまり、重いエネルギーを発する必要がないのです。 だから、疲れないのです。 どちらかというと、 心がどんどん軽くなっていきます。 そして、自然に言葉が溢れ出るようになってきます。
スピークパフォーマーが使う言葉は、 心のエネルギー状態と言葉が完全に一致している状態となります。 その言葉にウソはありません。 動かそうという執念や、 執着といった重いエネルギーが言葉に乗ってないのです。 だから、とても清澄なエネルギーとなって言葉が出ます。 清澄な言葉こそが、 相手のハートにスッと入りこんでいきます。 だから、相手に本当の意味で伝わり、 そして、やがて相手は自ら動き出していきます。 また、同時に、あなたの中の秘められた言葉が現れます。 その言葉があなたから発せられた時、 実はあなたは様々な囚われから解放されることになります。 だからあなたの心も、どんどん純化していきます。 そして、あなたの心がどんどん軽くなっていきます。 それが“スピークパフォーマー”。 そのためにはトレーニングが必要です。 体験が必要です。 体感が欠かせません。 清澄な言葉を発するトレーニングが必要となります。 ⇒詳細
すべての方が、 “スピークパフォーマー” になったらとても素晴らしい世界になると思います。 清澄な言葉であふれた世界。 それは真の幸福につながる世界。
では、今回はこの辺で、、、
今日もこの瞬間を味わいましょう。 ☆純粋な言葉、清澄な響きを発するトレーニング 「スピークパフォーマー基礎トレーニング」 詳細はこちら。