ブロードウェイを行進したサムライたち
おはようございます。
自由自在な人生エバンジェリスト
メンタルコーチ ムサシコジローです。
BIブログ贈りますね。
今日のテーマは、、、
〜ブロードウェイを行進したイカシタ侍〜です。
ところで、今の日本人が江戸時代末期にアメリカのブロードウェイを行進したら、どうでしょう?
まだアメリカで日本人は知られていない時代。
きっとものめずらしがられて、好奇の目で一杯になったと思います。
では、尊敬の目、感動の目、賛辞の目で見てくれるでしょうか?
……かなり疑問じゃないかな。
実は江戸時代末期に、日本の侍が実際ニューヨークのブロードウェイを行進しています。
それも、羽織、袴、ちょんまげ、日本刀のいでたちで。
なんかそれってすごくないですか?!
羽織、袴、ちょんまげ、日本刀ですよ!!
向こうの洋服じゃないんです。
僕はこの出来事を知ってとっても興奮しました。
もちろんブロードウェイを行進しただけでも大興奮なんだけど、
もっともっと興奮、感動したことがあります。
それはこの侍の一行を見てたアメリカの詩人がメチャクチャ感動して、
詩に残したことなんです。
この詩人はウォルト・ホイットマンっていう人。
「ブロードウェイの華麗な行列 A BROADWAY PAGEANT」というタイトル。
この詩は当時ニューヨークタイムズ紙に大々的に取り上げらました。
詩の一部をシェアしますね。
「西の海を超えて遥か日本から渡米した
頬が日焼けし、刀を二本たばさんだ礼儀正しい使節たち
無蓋の馬車に身をゆだね、無帽のまま、動ずることなく
きょうマンハッタン街路をゆく……」
ホイットマンは彼ら侍の印象を”超然”という言葉で表しています。
”超然”ですよ。
そして、侍達を”梵天の一族”とも呼んでいます。
”梵天”って”欲界”を離れた”天上界”のことです。
これって超最高の賛辞ですよね。
当時のアメリカ人たちは中国人を見てはいたんだけど、日本人を見るのは初めて。
彼らは、顔をまっすぐ正面に向け、背筋をピンと伸ばしたサムライの姿に、
他の外国人と比べることができない”気品のよさ”を見ていました。
”気品”…カッコイイ素敵な響き。
馬車に乗って、ただ通り過ぎていっただけの侍の姿にこんなに感動をするって、
いったいなんだろう?
華美な着飾りもせず、おべっかも使わず、シンプルな羽織、袴、そしてちょんまげ姿だけ。
ただ坐っているだけ。
たったそれだけで人をこんなにも感動させてしまうものは何だろう?
醸し出すものは、その人の目つきや、顔つき、そして動作、所作に必ず現れるっていうし、
侍の外面からも”超然””梵天””気品”というものが醸し出されていたということだよね。
いくら高級なブランドものを身につけても、
どんなに華美に装っても醸し出されるものではないよね。
外見もとても大切だけど、やはり中身はもっと大切じゃないかなあ。
中身ってこころと体の在り方だと思います。
こころと体の在り方を考えると
SAMURAIスピリットに大きなヒントがあるように思いました。
だから、僕はSAMURAIという言葉をあえて使っています。
ただ、黙って坐って通り過ぎるだけで、人を素敵な感動の世界に導く、
そんな世界に類のない”気品ある日本人”がいた。
それは僕たち日本人の掛け替えのない誇りですよね。
SAMURAIスピリットをもう一度見つめ直してみたい。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
では、最高の一瞬一瞬を楽しんでくださいね〜(^_^)v
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