ホームではうまくいくのに、アウェーではうまくいかない理由、、、

今日は、、、

〜ホームではうまくいくのに、アウェーではうまくいかない理由〜

というテーマです。

練習では上手く行ったのに、本番では全然ダメだった（^_^；）とか、

慣れた場所ならうまくいくけど、知らない場所だと全然ダメとか、、、

つまり、慣れてなかったり、

知らなかったりするとパフォーマンスがうまく発揮できない状態ですね。

こんなことってよくありませんか？

僕も武道やっていて、色々な大会にでることがあるので、

イヤというほど経験してます。

また、まるで知らないところに行って、

初対面の方達の前で、ぶっつけ本番のスピーチもするので、

こういった状態はよく分かります。

つまり、ホームグランドでは最高にOKなんだけど、

アウェーではそうはいかないって現象ですよね。

では、アウェーではどういった状態になればいいのでしょうか？

普通はアウェーになると、、、

不安が一杯になって、極度の緊張を強いられます。

しかし、一方で不安さのあまり、ものすごく集中するようになります。

このように、緊張しながら集中しているのが一般的ではないでしょうか。

しかし、アウェーで脳がこういった状態にあるのは、

あまりいいことではありませんね。

問題は緊張にあります。

緊張というのは、外との交流を断って、

自分を守ろうとする状態です。

脳がこうなってしまうと、何か新しいことを吸収しようと思ってもなかなかうまくいきません。

そして、緊張するとパフォーマンスも著しく低下します。

では、アウェーではどのような脳の状態が最適なのかというと、

「リラックスして、なおかつ集中している状態」です。

こういった状態のことを、

アメリカの心理学者であるＭ・チクセントミハイは

「フロー状態」と呼び、

人はこの状態にあるとき最も高いパフォーマンスを発揮すると言っています。

このフロー状態にあるときの脳が、

まさにリラックスしながら集中しているのです。

フロー状態にある脳を調べると、

脳の真ん中あたりにある

「ディフォルト・ネットワーク」

が活性化しています。

このディフォルト・ネットワークというのは、

少し変わっていて、何もしていないときに活動するところなんです。

つまり、アウェーでパフォーマンスを発揮するためには、

このディフォルト・ネットワークの活性がキモということになりますね。

では、どうやったらディフォルト・ネットワークは活性するのか、、、

ちょっと長くなりそうなので、

この続きはまた次回書きますね。

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